約 912,632 件
https://w.atwiki.jp/bambooserver/pages/21.html
オリジナルアイテム 名前 用途 入手方法 備考 星 オリジナル防具の材料 オリMobドロップ 雲 未実装 波 オリMobドロップ 日 オリジナル防具の材料 オリMobドロップ 月 オリジナル防具の材料 オリMobドロップ 山 オリジナル防具の材料 オリMobドロップ リンカーコア 転生専用装備交換アイテム 3回目以降転生毎に1個 ブラックリンカーコア 未実装 サファイアリンカーコア 未実装 ホワイトリンカーコア 未実装 オレンジリンカーコア 未実装 レッドリンカーコア オリMobドロップ アクアブルーリンカーコア オリMobドロップ パープルリンカーコア オリMobドロップ クリスタルリンカーコア オリMobドロップ イエローリンカーコア オリMobドロップ バイオレットリンカーコア オリMobドロップ グリーンリンカーコア オリMobドロップ ブラッディリンカーコア オリMobドロップ ブルーリンカーコア オリMobドロップ 1万円 オリMobドロップ 100万円 オリMobドロップ 新巻ニウム オリMobドロップ お薬 ホワイトスリムポーションの材料 バースリー・デーモンパンクなど ニトロドンパッチ 現在使い道がありません ウィスパー・ベリットなど 古い緑色の箱 使うとラグくじなどで使われてた頭装備が手に入る。 噴水広場にいる道具屋(10Mz)砦の宝 黄色のカードキー 神器の材料 青箱・紫箱・砦の宝 青色のカードキー 神器の材料 青箱・紫箱・砦の宝 赤色のカードキー 神器の材料 青箱・紫箱・砦の宝 黒色のカードキー 神器の材料 青箱・紫箱・砦の宝 緑色のカードキー 神器の材料 青箱・紫箱・砦の宝 オリハルコン オリジナル武器製作オリジナル武器SEオリジナル防具交換素材 MVPドロップSEオリジナルMobドロップ オリジナルメダル オリジナル武器製作オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ バンブー オリジナル防具交換素材 ADMVPドロップ スターライト鉱石 オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ オリハルコニウム オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ ケロン星分 オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ ミーティアライト オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ ルーンメタル オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ ルナチタニウム オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ アブソリュートメタル オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ 超合金 オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ ブルーメタル オリジナル防具交換素材 オリジナルMobドロップ 戦の羽 使用すると職業別ダンジョンに転送する 噴水広場NPCウィングショップで販売 現在20kz 魔の羽 使用すると職業別ダンジョンに転送する 噴水広場NPCウィングショップで販売 現在20kz 光の羽 使用すると職業別ダンジョンに転送する 噴水広場NPCウィングショップで販売 現在20kz 闇の羽 使用すると職業別ダンジョンに転送する 噴水広場NPCウィングショップで販売 現在20kz 射の羽 使用すると職業別ダンジョンに転送する 噴水広場NPCウィングショップで販売 現在20kz 創の羽 使用すると職業別ダンジョンに転送する 噴水広場NPCウィングショップで販売 現在20kz 汚れた羽 使用すると隠し海底ダンジョン06(生体4)へ行ける オリMobドロップ ミスリル貨と交換 ブレイクストーン オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ マジカルストーン オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ ホーリーストーン オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ シャドーストーン オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ スナイピングストーン オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ マネーストーン オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【ロードナイト】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【パラディン】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【ウィザード】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【プロフェッサー】 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【ハイプリースト】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【チャンピオン】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【アサシンクロス】 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【チェイサー】 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【スナイパー】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【クラウン】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【ジプシー】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【ホワイトスミス】 職業別ダンジョンモンスターがドロップ 免許皆伝の書【クリエイター】 オリジナル防具の材料 職業別ダンジョンモンスターがドロップ
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/69.html
学校の道場に、竹刀を振るう音と気合いの入った声が響く。 どうやら中にいるのは全て女性のようで、男性の練習する声は聞こえてこない。 夏の道場は、窓を開けていても暑い。 みんな汗をかきながら、練習に励んでいる。 だが、普通の剣道の練習とは違うところがあった。 それは・・・ ガラッ!道場の戸の開く音がした。 びくっ!と道場内にいた少女全員が身を震わした。 「おう!みんな頑張ってるか?」 道場の戸を開け入ってきた男は、剣道部の担任コジローだった。 身を固くした少女達は、ほっとした様子でこわばった体を楽にした。 少女達はまた素振りの練習に戻った。 ただ、コジローの存在が気になるのか、集中力が落ちたのが傍目に判る。 特に一年の女子、川添タマキと東サトリは剣道経験者だが、明らかに剣スジが鈍ってしまった。 単刀直入に言おう、実は少女達は皆ハダカで練習していたのだ。 夏は暑くて練習大変だろうという理由で、コジローにハダカで練習するように言われたのだ。 もちろん普通の女子高○生が部活動でハダカになって練習する筈がない。 この全裸で少女達が素振りすることにはわけがあった。 実に陳腐な訳で大変恐縮なのだが、少女達はコジローに調教されていた。 二年で剣道部部長の千葉キリノは一番濃く、長くコジローから調教されていた。 彼女がいつもポニーテールの髪型なのは、コジローにイマラチオされるときに便利だと言われ、強要されているからだ。 キリノはポニーテールの部分をつかまれ、頭を前後に無理矢理動かされる。 キリノは現在一番被調教歴が長いので、コジローにフェラチオしろ、と言われれば直ぐに唾液たっぷり乗せてコジローのチ○ポに舌を這わせるのだが、コジローはキリノに無理矢理イマラチオさせるのが好きだった。 コジローはキリノをM女として調教したいと考えていたからだ。 同じく二年の桑原サヤコは、ややキリノよりも調教歴が短い。 あまりに気まぐれな性格のため、コジローが彼女を堕とすのに時間がかかった為だ。 しかし、彼女の熱しやすい性格は調教の時も発動し、コジローに初めてを奪われたとき、「自分はもう売春婦になるしかないんだー!」と叫び熱心にコジローの調教を受け入れた。 一流の売春婦になるためにコジローの調教を受け入れたサヤは、自己の快感を開花させたが、まだ一流の性技術や卑語は使いこなせないでいる。 本人の意志を酌んで、売春婦のような恥女にしてやろうとコジローは思っていた。 現在、一年の川添タマキと東サトリはコジローからの調教も未完成である。 しかしコジローの剣道少女ハーレム素振りプレイをするほどには調教は進んでいた。 二人の素質を見極めて、調教を考えようとコジローは思っていた。 コジローは道場の前に陣取り、少女四人の素振り姿を眺めた。 「壮観なながめだな、コリャ」 四人の少女達のオッパイは素振りをするごとに揺れた。 もちろん個人差はあるが、キリノやサヤ二年組のオッパイのほうが大きくプルンプルンと揺れている。 調教の成果だろうか、コジローはぼんやりと考えた。ふと思いついて 「キリノ、サヤ!オッパイがプルンブルン揺れる程頑張ってるな! 相手が男子だったら、お前らのオッパイに目が釘付けになって試合に勝てそうだな。 どうだ、こんど他校男子剣道部と試合してみるか?もちろんハダカでな」 サヤは顔を真っ赤にさせ下をむいた。まだまだサヤの調教が甘いな。 キリノはコジローの意を酌んで、 「ぜっ、ぜひ、お願いします!コジロー先生っ!」と耳まで真っ赤にしながら返答した。うん、キリノの調教は順当だな。 一方タマキ、サトリの一年組は、まだ小振りな為かオッパイがほとんど揺れていない。 しかし逆に考えれば、オッパイがあまり動かない分、簡単に観測することが出来る。 タマキ、サトリの胸をよく観察すると、二人の胸のてっぺんにある乳首がツンと立っていることが見て取れた。 ハダカでいることで二人が感じたのか、コジローが見ているから二人が感じたのかは判らないが、快感を感じているようだった。 四人とも、格好はともかくまじめに素振りをしていたので、汗で体中濡れていた。 特に四人の陰毛は汗に濡れてぺったりと股にくっつき、汗を滴らせていた。 もしかしたら、股から流れてくる滴は汗ではなく、マ○汁ではないかとコジローは想像し、顔がにやけてしまった。 四人の陰毛はそれほど濃くなく、彼女らのマ○コをコジローから隠すことは出来ていなかった。
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/64.html
「やれやれ、やっと終わった…」 日本史の先生はつかれきった声を出して、社会科準備室のドアを開けた。 「あ、朝一から夏期補講お疲れ様です。お茶冷えてますよ。」 コジローがそう言って冷蔵庫を開ける。そして日本史の先生の湯飲みに 冷えた麦茶を注ぎながら尋ねる。 「どうでしたか?『ゼロからの近代政治史』の反響は。」 「んー、歴代の内閣総理大臣の名前と支持母体を暗記しろといったら、 悲鳴を上げていたよ。東さんなんか、この世の終わりのような顔をしていたね。」 「そりゃ、東なら、ね…」 「でも、私立文系で受けるなら、それくらいは覚えておかないとダメだよ。」 「そりゃあそうなんですがね…」 コジローも返す言葉がないようだ。 「ああ、でもさ、君のところの奥さんは、こういうの得意そうだけどね。」 「え、キリノですか?確かに集中したときは簡単に憶えるけど、でも、またなんで?」 「なんでって、そりゃ、力があるのにもったいないからだよ。今からでも進学しないの?」 「いや、それはその…」 コジローが返答に窮したのを見て、追求をあきらめたのか、話題を変えた。 「ま、いいか。さて、石田先生は、これからが本番でしょ?気をつけてね、合宿。」 「あ、ハイ。事故のないように行ってきます。」 そこへ、社会科準備室のドアがノックされた。 「失礼します。先生、荷物を取りに来ました。」 「おう、誠はその保冷庫を頼む。ユージとダンは、このポカリの箱な。 それじゃ、行ってきます。」 コジローは一礼すると、荷物を持って社会科準備室から出て行った。 「よし、みんなそろったな。出発前に確認するが、トイレに行きたい者はないか?」 「先生、遠足じゃあるまいし…」 ダンが軽口をたたくと、キリノが、 「あ、あたし行ってくるね。さとりん、行こう?」 と、東の手を引っ張っていってしまった。あっけにとられていたユージがたずねる。 「いいんですか?先生、キリノ先輩に合宿を手伝ってもらって…」 「まぁ、あいつからやりたいって言い出したからな。総体前の強化合宿だから、 あいつも気になるんだろう。それに女子の細かいところは、俺じゃ手が回らないから、 あいつに助けてもらえたら、俺自身助かるし。今のだって、ダンの軽口で、 東がトイレに行きたくても行けないのを救ってくれたじゃないか。」 「そうですね…でも、自腹を切ってついてきてくれるなんて…」 「ま、久々にお前たちと楽しくやりたいんだろ。だから、気にするなって。 ほら、戻ってきた。さあ、今度こそ出発だ。」 そう言って、コジローはマイクロバスに乗り込んだ。 昼過ぎには目的地に着いた。まず宿舎となる民宿へ行き、部屋割りをして 荷物を降ろす。それから食事を済ませ、練習会場となる体育館に着いた。 「礼!お願いします!」 「「「「「「お願いします!」」」」」」 ダンの号令に合わせて、練習が始まる。総体前とあって、みんな気合が入っている。 ただし、練習のし過ぎで本番の試合で動けなくなっては元も子もない。ころあいを 見計らってコジローが号令をかける。 「よし、十分間休憩!」 「「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」」 みんなは面と篭手をはずして引き上げてくる。キリノがニコニコしながら、 ポカリを差し出す。 「はいはい、お疲れ。はい、タマちゃん、ユージくん。これはミヤミヤとダンくん…」 「キリノ先輩、練習に入ってくださいよ、せっかく来たんですから。」 ポカリを受け取ったダンがいう。 「えー、だって引退してから時間がたっているから、みんなにとうてい ついていけないよ。あたしはサポート役、マネジャーで十分。」 そこへコジローが顔を出す。 「そうだな。代替わりしたんだから、けじめはちゃんとつけないと。 キリノが入ったら、お前たちはキリノに頼るかもしれないし。 それじゃ合宿の意味がない。」 「ほらね、センセーもこう言っているし。」 「えー、一番頼っているのは先生じゃんか!」 ダンが不平の声をあげる。 「ダンくんの言うとおりです!」 ミヤミヤも続く。 「まぁ、まぁ、それよりも練習をしましょうよ。」 聡莉がなだめるが、ブーイングはなかなか収まらなかった。 練習を終えてから、風呂と食事を済ませる。ただし強化合宿と銘打つだけあって、 夜には地元の道場との練習試合を行った。このように初日からハードな練習のためか、 夜間練習後にシャワーを浴びて、ミーティングを済ませると、みんなばたばたと 倒れこむようにして眠りについた。キリノは女子みんなが寝息を立て始めたのを 確認すると、食堂にいるコジローのもとへ向かった。 「センセー、女子はみんな寝たよ。」 「そうか、見張りありがとうな。」 「どういたしまして。」 キリノはコジローの横に座る。 「えへへへ。センセー、ようやく二人きりだね。」 「そうだな…でも、合宿に来ているんだから、それを考えろな?」 「えー、でも…」 「だって、ここは民宿だから、何かあったら、筒抜けだろうが!」 「はーい、わかりました…」 といいつつも、コジローに身を寄せる。コジローは、キリノの肩に手を回して 引き寄せた。 「キリノ、ありがとうな。」 「ううん。センセーが頑張っているから、あたしは一緒にみんなを応援したいだけ。」 「ああ、実際助かっているけど…ホント、あいつらの言うとおり、俺はお前に 頼りっぱなしだと思う。お前はどうなんだ?俺の相手も含めてサポート役ばかりで、 お前はそれでいいのか?」 「それでいいのかって、どういうこと?」 「いや、大学進学とか考えなくていいのか?ほら、卒業してすぐ俺のところに来たけど、 お前は大学に行く力があるわけだし。」 「センセー。あたしはちゃんと自分の進路を見つけたよ。大学に進むだけが 進路じゃないでしょ?あたしは、頼りないセンセーを助けて、ステキな家庭を作って、 いい子どもたちを育てるのが夢なの。」 「ははっ、頼りないか…」 「でもね、センセーがものすごく頑張っているから、あたしはそれを応援したいんだ。 だってさ、あたしたちが親や先生、先輩からしてもらった以上のことを次の世代に してあげればさ、きっと次の世代はグッと成長しているはずだよ?それを繰り返して いくのが、進化とか、進歩とかいうものじゃないかなぁ…あたしはもう充分に、 みんなの愛情を感じているから、次の世代に、あたしたちの子どもに伝えたいの。」 「キリノ…お前って…」 コジローはキリノを抱きしめて言った。 「よし、やるぞ俺は!明るい未来のため!キリノ、サポート頼むぞ!」 「うん!でも、眠い…」 「しょうがねぇなぁ…ま、でも、頼りにしてるぜ、奥さん!」 そう言ってコジローは寝息を立てている妻を抱きかかえて、女子の部屋へ連れていった。 次の日は、朝は軽めのメニューをこなし、昼からは地元の高校と練習試合の予定だった。が、 「え、食中毒?」 電話の向こうで、相手の先生が申し訳なさそうな声で伝える。 『いや、こちらも合宿をはっていたら、生野菜の中に…』 「それじゃあ、仕方ないですね。どうぞお大事にしてください。」 コジローは静かに受話器を置いた。 「先生、どうするんだ?結局。」 ダンが不安そうに聞く。無理もない。午後からは地元の高校の道場で試合をするつもりなので、 体育館の予約は入れていない。つまりまるまる昼からの行き場がなくなったのだ。 「そういうときは、気分転換に泳ぎに行こうよ!」 久しぶりに聞く声に振り返ると、西瓜を入れた網を持ったサヤがいた。 「サヤ、おまえ何で…」 「何でって、合宿の激励と差し入れだよ?」 「そりゃありがたいけど、泳ぎに行くって、そんな用意…」 「もちろんあるよね?」 サヤの声にみんながウンウンと頷く。 「さてはおまえら…」 「かたいこと言いっこなし。さぁ、行こう!」 キリノが立ち上がって言う。 「キリノ、お前まで…あ、でも、俺の水着がないぞ?」 コジローの抗議の声をサヤが遮る。 「あ、大丈夫。差し入れの西瓜と一緒にキリノのお母さんから預かってきたから。」 「お義母さんから?」 コジローは一抹の不安を抱きながらもサヤから水着袋を受け取った。 「ま、普通の水着だわな…」 コジローは民宿の男部屋で水着に着替える。戦々恐々としながら水着袋を 開けたが、中身は単純な紺色のトランクスタイプの水着とバスタオルとビーチサンダルだった。 コジローが男子連中を引き連れて浜辺に行くと、すでに女子は浜辺に出ていた。 コジローは妻の姿を探す。案外簡単に見つかった。麦わら帽子に、剣道で使っていた 手ぬぐいを巻いている。そして水着の上には服を羽織っていた。 (まぁ、あいつらしい格好だな。) そう思いながら近づいていくと、キリノは地面に向かって何かブツブツ言っている。 「キリノ。」 「あ、センセー。」 振り返った姿を見て、コジローは愕然とした。前回海に行ったときのハイビスカスの 水着とばかり思っていたら、なんと着用していたのは学校指定の水着。 (なにゆえそんなものを…) 動揺を隠してコジローは尋ねる。 「何をやっているんだ?」 「ほら、カニさんがいるから、『少しお庭を借りるね』と言っていたんだ。」 確かにキリノの前には小さなカニがいる。コジローは、キリノらしいと苦笑した。 そこへサヤの声がとどく。 「さぁ、西瓜割りをやろうか!」 「よし、行くか!」 コジローが立ち上がろうとするのを、キリノは肩を押さえる。 「センセーはダメ。」 「なんで…」 「だって、全部食べちゃうもの。」 「そんなわけあるかい!」 「えへへ、理由なんてどうでも良いんだ、それ、埋めちゃえー!」 キリノのかけ声に、部員たちが集まって、あっという間にコジローを 埋めてしまった。 「おーい、どうにかしろー!」 コジローの抗議もむなしく、みんなは別のところに去っていった。 なんとかして脱出したコジローが聞くところによると、結局西瓜はタマが 粉砕してしまったらしい。 コジローは海の家から浜辺をながめている。みんな楽しそうに遊んでいる。 ダンとミヤミヤはタコ?で遊んでいる。タマとユージは砂の城作り。 東は浮き輪でプカプカ浮かんでいる。他の部員はサヤを中心にボール遊びをしている。 「あー、平和だねぇ。」 つい、そんな言葉もでる。ただ好事魔が多し。入道雲が沸き立ったたかと思うと、 なま暖かい風が吹き、やがて嵐が来た。 「おーい、みんな戻ってこい!」 コジローの声に答えて、みんな海の家にやってきた。でも誰か足りない。 「おい、キリノは?」 「え、カニやフナムシを探しに行くって、あっちへ…」 誠が指さした先には岩陰があった。今は雨と波でかすんでいる。 「よし、俺が見に行くから、お前たちはここを動くな。二重遭難が怖いからな。 見つけたら携帯で連絡する。でも、連絡がなかったり、晴れても戻ってこなかったら、 ダン、110と119だぞ。」 そう言うとコジローは、水着袋をかかえると大雨の中飛び出していった。 波しぶきにさらわれそうになりながらも、どうにか岩陰についた。 果たせるか、岩陰の洞窟にキリノはいた。 「おい、キリノ!」 「あ、センセー…」 「心配したぞ…」 そう言ってコジローは妻を抱きしめる。 「うん。気がついたら波も高くなって、ここから動けなかったんだ。」 「無事でよかった。まず、これで水を拭け。」 そう言ってバスタオルを渡す。それからダンに携帯で連絡をする。 「ああ、俺だ。無事に見つかったから、落ち着いたら帰るな。」 コジローは通話を終えると電話を水着袋に入れた。そして妻の方を 見ると、キリノはポロポロ泣いていた。 「ゴメンね、センセー。えらそうなことを言っておきながら、足手まといで…」 「そんなことを言うな。俺はどれだけお前に助けられているか。 それに比べればこんなことぐらい…」 コジローはそう言って妻を抱きしめる。どれくらい立っただろうか、キリノが口を開く。 「ねぇ、センセー…」 「どうした。」 「もっと、体の中から暖めて…」 そう言ってキリノの方から、夫の首に手を回した。 唇を、 重ねた。 舌を絡ませた。 肩紐をずらして、 胸をあらわにした。 舌を絡ませながらも、 掌で乳房を、指で乳首を 揉む、おす、こねる、つまむ。 時にやさしく、時に強く、乱暴に。 妻は悲鳴をあげた。それを合図にして、 水着を、一気に腰まで引き下ろした。 舌は耳朶を、胸を、臍を這い回る。 あん、やんと妻は喘ぎ声をあげた。 妻の腋に手を入れて持ち上げて、 生まれた時の姿にしてしまう。 股間に指を這わせてゆく。 湿り気を帯びた泉へ、 指が侵入していく。 声が大きくなる。 声にあわせて、 指の動きが、 加速する。 声にならぬ 声で妻は泣く。 金髪をやさしく なでる。目と目が あう。それを合図に 夫は妻の中へ入っていく。 妻はまた、喘ぎ声をあげる。 少しずつ腰の動きが加速する。 センセー、センセーと妻はねだる。 背徳感故か、夫の背中に電気が走る。 夫は腰の動きを加速させる。音が響く。 妻の唇は青紫色から、つややかな桃色へと 暖かみを取り戻し、喘ぎ声を上げるばかり。 その唇を、夫は乱暴に奪い、蹂躙する。 お互いの気持ちが高ぶり、腰の動きは コントロールが効かない。その時が 近づいているのが、二人にわかる。 夫は歯を食いしばり、時間を稼ぐ 妻は足を夫の腰に回していた。 すでに二人とも獣だった。 夫は精を中にはなった。 妻は身体を浮かした。 絶叫が洞窟に響く。 痙攣が収まり、 二人は肩で 息をして いた。 二人が落ち着く頃には、嵐も落ち着いてきた。 「さて、そろそろ戻ろう。みんな心配しているそ。」 「え、でも、このままじゃ…」 確かにキリノの肩や胸には、桜色のそれとわかる印がついていた。 「すまん、キリノ…ついつい調子に…」 「だから、Tシャツと短パンをを貸してね。」 そう言うとキリノはコジローの水着入れからTシャツと短パンをとると、 水着の上から着た。 「ところでキリノ…」 「なんで前のビキニの水着じゃないんだ?」 「だって、みんな学校指定なのに、あたしだけビキニじゃ 浮いちゃうでしょ?」 「それもそうか。」 「それに…」 「それに?」 「学校指定の方が、先生が萌えるんじゃないかって。」 「俺はそんなに不純じゃない!」 コジローは義理の母親を思い浮かべながら叫んだ。 「でも、教え子に手を出している時点で…」 「説得力がないよね。」 振り向くと誠と忍が洞窟の入り口から顔を出していた。 「心配だから迎えに来たぞ。」 ダンや他のみんなも顔を出す。 「セ、ン、セ、イ?」 鬼の形相でサヤが仁王立ちしている。 「これは合宿であって、新婚旅行じゃないですよね。」 「そ、そりゃ当たり前だろ!」 「じゃ、そんなにイチャつく元気があるんなら、夜間練習頑張りましょうね?」 そう言いながらサヤはコジローを引っ張っていった。 「いいんですか、キリノ先輩…」 忍がおそるおそる聞く。 「え、なにが?」 ねこ口でキリノが逆に尋ねる。 「いや、失礼ですけど、あんな情けない人が、その、連れ合いで… 今からでも大学に入って、もっとステキな人を…」 忍の言葉を制して、キリノが答える。 「うん、確かに情けないよね。でもね、そこがいいんだな!」 満面も笑みで、批判はゆるさんとばかりに即答するキリノにつられて、 みんなも笑い出す。 「お迎えありがとうね、じゃあ、夜間練習ガンバロー!」 そう言ってキリノは立ち上がり、洞窟の外へと歩いていく。みんなも つられて歩き出した。浜辺には庭を取り戻したうれしさか、カニがたくさん闊歩していた。
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/383.html
355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/24(木) 10 55 21 ID F8OUWjTC 予告聞く限り、主役はキリノとしか思えなかったな。アニメ版。 2015年 新作アニメ バンブーブレード 神無 予告 あたし、石田虎乃! 室江高校剣道部部長です! 顧問の先生の都合で、成明高校と練習試合をすることになったんだけど…… 裏表の激しい性格の栄花さん、 背はちっちゃいけど剣道はものすごく強い川添さんが入っても、 まだ部員が足りないんだ~。 幽霊部員の桑原さんも戻ってきてくれないかな~。 顧問はゆるいし、副顧問のサトリ先生はどっか抜けてるし、 上級生は後輩いじめをしてるけど、 試練を跳ね除け! 5人の戦士を集めて! お母さんたちが在籍していたかつての室江高校のように、 みんなで全国大会を目指すのだ~! 美少女青春剣道アニメ バンブーブレードが次世代に舞台を移して この秋ふたたび、アニメになってかえってくる! 10月より放送開始!
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/515.html
キリノスレに投稿された小ネタ等を(ほとんど個人的に)まとめています。 小ネタ スレ住人の考察及び妄想 AAネタ 小ネタ ・1スレ目 「きりのん」誕生の瞬間 進路調査 ノロケ合戦 彼氏? ・2スレ目 なでなで もらっちゃうよ…? vs吉河先生 お弁当を巡る メールdeペンタゴン 下半身からの攻めに定評のある吉河先生 未来像? 岩キリ(堀でない方の) ノロケ合戦part2 未完のビール 倒れた時に胴着を緩めたらさ(笑) ・3スレ目 ヤンデレの誘い 帯○ュと○る星 呼び方の問題 そしてドSだったら ラーメンコジロー はらぺこコジロー ・4スレ目 暗い10年後 キリノと吉河先生 ブレード・デイズ セクハラ石橋 サヤキリ Merry Xmas ED舞台裏 ・5スレ目 そうざい日誌 三者面談 そうざい日誌part2 ファンブックより そうざい日誌part3 7巻P178その後 ・6スレ目 おもちつきりのん お年玉 66話のその後 ”G”シリーズ 策士vs策士 おばさんキリノ 男子の意見 Let s play two そうざい日誌part4 キリえもん~コジローの結婚前夜~ 文字だけ4コマ ヤンデレきりのん ・7スレ目 コジロー仙人 もし、「室江が」「町戸に」合宿に行くパターン、だったなら。 15話の男子部 いつか来るその時に備えて そうざい日誌part5 何故かコジサヤ? 「千葉」から「キリノ」へ? 「短髪子と長髪子とキリノ」 コジロー痴漢冤罪の巻 もしもあの時嫁がいれば ちん○ん…? シモネタ(※ほぼpink) ・8スレ目 そうざい日誌part6 ごあいさつ 7巻P178のさらにその後 引退、その後のその後 十年後の惣菜ちば コジローの風邪と世話焼きサヤ キリノの風邪とお見舞い 水着にまつわる何やかや 負けるのって悔しい? 69話の展開予想 キリノのマイ引き出し みんなの最終回 おしくらまんじゅう キリノとタマハウスの子供たち? ・9スレ目 バレンタイン争奪戦 娘たちが俺に似ないんすよ… 未来人その1 吉コジ、とは。 そうざい日誌part7 ラーメン屋への道のり 室江家・家族の語らい キリノの子育て日記 公式人気投票結果発表・前哨戦 鎌崎その後と頼ったり頼られたり サヤのやきもち ささやかな誤解 策士・吉河 覚醒めたコジローと惣菜屋の娘 実際くっついたら…? 「あたしの為に」の神通力 キリノと石田家の人びと コジローと千葉家の人びと 三国志風 千葉家の喧騒 ・10スレ目 そうざい日誌part8 外→キリ? 1年前の2/14 水着お披露目 70話の展開予想 お年頃のタヌキさんとその頃のきりのん 高杉くん→キリノ コジロー先生のおっぱい講座 タマちゃんの敗戦の影響 コジロー先生とキリノ先生 小説の展開予測 アニメ20話の内実 そうざい日誌part9 その漫画って…? やってやるぜ ・11スレ目 もしも「心の要」を直接言ってたら 林キリ? ゴッドハンド・サヤ 23話予告のコジローの台詞を読唇術で読んでみた ・12スレ目 ぷにぷに もしも同級生だったなら 24話のキリサヤ予想 暴風雨のあと みんなで鑑賞会 ぷにぷに2 二人のオーディオコメンタリー ・13レス目 「お金になる仕事」 桜の木の下、には rev2 自宅に連れ込んだ場合 結納の儀 続・結納の儀 続々・結納の儀 俺はタマハウスにこういう期待をしていた 失踪直後 失踪直後その2 ・14スレ目 後日談。 室江家、再興す。 あのリボンにはこのような おめでと、おめでた。 たっくんの日記 卒業から何年後? それからとこれからとあれから もてる旦那とクギ刺す女房 焦らずゆっくり、少しづつ 最終回その日の夜 乙女のめざめ リュウ×チュンリー 未来の指導 最終回の数時間後 ふとした言葉に 勢いで 乙女心ってやつぁ複雑なのですよ 世の現状と乖離する現状 もみんもみんもみんもみん ぷにんぷにんぷにんぷにん ・15スレ目 犬きりのん(pink寸前) ばかっぷる 幸せな夢 5組のカップル+2 地獄…だった? 第一進路希望 シンクロ過多 料理上手も大変です おノロケ話? 政経教師と暗躍の… メンチカツプレイ ・16スレ目 コジローと加齢臭 結婚するなら…? ごっつんこ 言えないコジローと以心伝心 恋、とは コジローの悪夢とお団子頭 キリノと浮気現場と、ほくそ笑むブラックさん 「ただいま」と「おかえり」 歴史は繰り返す。 なんでそうなるの? ・17スレ目 ソース味の… 商売上手と新たな誤解 コジロー、受難です。 どっちが恥ずかしいの? 未来人その2 昔から、何故か3ヶ月分と決まっているもの。 誤解のメカニズム すごいよ!キリノさん コジローと背中を押すもの 気が付けば、団体戦。 おみそ汁と届かないもどかしさ しあわせ多世帯住宅 ”DTH”さんの偉業 中断メッセージ 「耳かき」 「釣り足」 ふたりはモブキュア 4月22日は… ・18スレ目 冗談はきりのさん かぷっ 模範解答 婿入り?嫁入り? スパイスは涙? キリノさんご乱心 途切れない関係 子作りとセクハラ 裂傷、焼き鳥、そして第二の… 私の方から…? パターン「例外」 仮面のブレイバブレイド だから剣道部なんですよ? ある日の石田家夕食 バンブーキャラに麻雀やらせると… ホット×ライン ○○レシピ、その始まり 石田…紀梨乃? あなたのおかずは? 「別れよう」 I m calling pasta rice!! 結婚2~3年目と、16~7年目 新八ユージ アンタら…道場で何を?【大喜利】 ・19スレ目 過去の人 式場にて 30点さんと70点さんと 先鋒、次鋒、中堅、副賞…そして 孫娘とキリノート 本格痛快時代劇「竹刀」 ひとひら☆ブレード? 音速剣 ザ・空気の読める家族 トレード 絵本「ころころ」 サヤシリーズ激闘編 コジローの眼力 きりののののの レンタルビデオ屋、にて 室江高校剣道部コジロー先生お帰りパーティINカラオケボックス お弁当エレジー おほめの言葉 やるときは、やる男 ・20スレ目 もてる旦那と焦る嫁、男子の声とシスコンT君 仲間外れは、誰? 形が7、大きさが3 隠せない本心 「逆」のパターン 仲良し夫婦と娘の受難 上、X、下、B、L、Y、R、A シンクロ式告白法 銀河にねがいを おちつけ!キリノ 最後くらい俺にも言わせてくれよ…愛してる パラ厨vsノマカプ厨 ・21スレ目 トリオ・ザ・グレート どうぶつえん!どうぶつえん! ねこと香辛料 キリノの十戒 愛か、ベホイミか THE・共犯関係 Animal Days 3巻P92のなぞ 74話の展開予想 キャスト考「ただいま」 ・22スレ目 呼び方の問題・再 10回クイズ バンブーロボット大戦 タマキ先生のアニメ講座 産地直送 覇極流超奥義 宇呂惔瀦 姉といもーと 結婚式とそれぞれの反応 歴史上のカップルと賢者の贈り物 文化祭 マジレス大王と子猫ちゃん 地と滋、そして…もういいや 名探偵サヤミちゃん ・23スレ目 猫・専 手ぬぐいエピソード2種 アニメinタマハウス 未来のフルメンバー シャワー室のつかいかた あだ名と呼び捨て リターン・オブ・ノリの良さ きりのと! ・24スレ目 キリノとサーバーダウン 食後と遠足 小噺「アメとヨメ」 あたしなんか、ナメクジだね べつに変わったようすもねェな このまま普通に弁当あげるようになってしまった場合の舞台裏 夜のコイバナ ・25スレ目 やさぐれキリノ キリノと子育て 管理人さん、って? 嵐の中で輝いて 暗証番号と内緒のフォルダ ”User unknown” 「7巻おまけ」 誰が一番? 室江高感状記 部長さんと副部長さんと case file.2 心を以って心を伝ふ 偶然の一致 ・26スレ目 DQ派?FF派? 現代竹内文化研究会 三ヶ月という歳月 15話EDの舞台裏 紀梨乃~バンブーブレード最終章~ 真夏の定番と2組の恋人未満 「一方その頃」シリーズ ・27スレ目 似たもの部 離れて初めて 粉飾カムフラージュ 実体験と元ネタ こんなコジローは嫌だ!! ギャグ漫画における「変身」の代価 キリノとハウツー本 エロイムエッサイム 華麗なる竹内 町で見かけたキリノさん とキリノメモリアル 合宿トーク ・28スレ目 からくりブレード 最近、顔マルいよね?二人とも 借りと貸し マクロス・ブレード 教師の犯した罪 尾ひれとめひれ 面チカツ! 8/31の定例行事 出会いのパターン 5年後のインターハイ 輪廻は巡る 母たち ・29スレ目 虎侍くんと紀梨乃さんと コジノート(キリノ専用コジロー日記) いつからだ? 成就するんじゃないでしょうか 学校の怖いうわさ サヤのぼやき 趣味の問題 速攻のキリノ 時の節目 コジの奇妙な冒険 愛は孤独? 名月や池をめぐりて夜もすがら 突っ込み不在 最高の理解者 いけねえ、サヤのとっつぁんだ! 未成年の主張 ・30スレ目 鈍いのか自覚が無いのか とら特典後 君達に、最新情報を公開しよう よりごのみ サヤがもしツンデレだったら SDキリノ マグロにまつわるetc ・31スレ目 逆”はっはっは” とらメッセカードの舞台裏2 剣道部物語 剣道部、入場ォッ!! うでっぷし タルトの行方 室江高剣道部活動日誌 特別版 南瓜の日 おうちでは 月に代わって、つきーつきーつきー あたしのために 約10年前 猫にまたたび 石田夫妻の子育て日記 ・32スレ目 お父さんのにおい 偉大なる3点リーダ イチャイチャ図鑑 スタジオ訪問 寒い日の てんてー、てんてー 11月11日まとめ 華麗なるきりのん 抑えられない衝動 季節の変わり目 他人のふり見て我がふり気付け 絶対可憐 病んデレ? 夫婦の日 ・33スレ目 その頃、室江高では。 エンディングその1 キリノメイ 「抑えられない衝動」の正体 掲載できない。 キリノ・ミヤ・近本・ウラさんの恋愛相談 甘々喫茶店 ・34スレ目 賭け事とはじめての共同作業 社会科資料室 いちゃいちゃ四十八手 クリスマスの人さらい 確定予測 新年いちゃいちゃ ・35スレ目 3.5スレ出生の秘密 お風呂と100点理論2 町の武道具屋さんにて ツインテさんとキリノ 室江高校剣道部へようこそ!とか色々 キリノと政経 センター試験とセクハラ問題 ・36スレ目 ”それから”の挑戦 第0話 ksgr(くすぐり) 家事と手伝い 似たもの同士 居なくても大丈夫? わかっちゃった? 角先生とキリノ ・37スレ目 エコの日とデキちゃった婚 ジャケ写 ねこの日 とらキリ・ポータブル スイッチオン? キリノの月曜日 夢うつつ 耳の日? ・38スレ目 今年の侍戦隊 サンキューの日一覧 コマーシャル第一弾 プレゼントとお返しと 夏仕様です コジローvsキリノ フリー対戦 連休とおべんとう PSP版シナリオフロー予想 馬かっぷる てぽどん 接待プレイと願い事 ・39スレ目 夫婦からのアドバイス なりきり質問回答コーナー、”おしえて新婚さん” ゲーム延期の件につきまして ゲーム発売一週間後 エイプリルフールねた 政経とキリノ ウノとみんなと チャリンコ二人乗り コスプレ喫茶 上戸とお花見 初夏の装い 受験と進路 ブログの中の人 曇天とエンドレスイチャイチャ ・40スレ目 日本の雨季と氷結アイス 助手席 なか卯ネタまとめ パーティゲーム ジェットコースター ひまわりとひざかけ スレ住人の考察及び妄想 ・4スレ目 キリノ度チェッカー ・8スレ目 キリノの華麗なる自己暗示 ・10スレ目 脅威の予言 脅威の予言その2 気取らない付き合い方 ・11スレ目 その後に待ち受ける、絶望そして希望 小説の席順予想 ・13スレ目 キリノ to 紀梨乃 ・14スレ目 きりのん萌え行動ランキング ・16スレ目 「For Your Shine」の歌詞を読み解く ・17スレ目 蛍光灯割りの解釈 ・18スレ目 2期キャラ紹介予想 バンブーブレード神無 長女、16歳 すれ違いを経て ・20スレ目 恋愛ブレード ”コジデレ”とは。 ・21スレ目 ○○と○○ 石橋戦への道 室江高カップリング考 どんな扱い? 白盤トークとコジローという人 ・23スレ目 moemoeブレード シンクロまとめ ファンブックの考察 リボン+DVDOPの謎 ・28スレ目 幻の24.5話 充実の2ヶ月 ・29スレ目 ギャグ顔:マジメ顔分析 ・31スレ目 勧誘の裏側 ・35スレ目 無印とBについて AAネタ ・5スレ目 ぶちょうポケモン ・7スレ目 ごめんね…キリノ ・8スレ目 サヤの好意と気付かないキリノ ・9スレ目 公式人気投票リアルタイム実況 公式人気投票・結果発表! 冬の陣 覚醒めたコジローと惣菜屋の娘2 ・10スレ目 性の246時間 これが!BAMBOO BLADEだ 腹話術 蛍光灯割り ・11スレ目 20話の会話を置き換えてみた きりのようせいさんまとめ 図で見るきりのん キリノ派閥相関図 これが!BAMBOO BLADEだ2 ・14スレ目 ありうべく…未来? ・16スレ目 キリノグラフ ・18スレ目 もう一人の…自分? ・21スレ目 愛々傘 ・22スレ目 アニメ”ファンシープレート・最終回”鑑賞会 ・24スレ目 おべんとうアタック ・27スレ目 これが!BAMBOO BLADEだ!ver鎌崎編 ・28スレ目 新婚さんの夜長 ・31スレ目 見ちゃダメー! ・33スレ目 コタツの入り方 ・34スレ目 コタツrev.2 サンタさんとトナカイくんと 年越し蕎麦 あけまして… ・35スレ目 キリノと料理の日 ・36スレ目 茶婚式 SDキリノ2 どっかいったりしないよね? 2・10ネタ ・37スレ目 2・14 ひざまくら 花粉症 ひなまつり ・38スレ目 正解の選択肢 愛の劇場
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/88.html
待ってろー 邪悪な闇をついてー (略) しかしこのとき誰も気付いていなかった フラグクラッシャー・性欲皆無のユージが頭を強く打ったことで 性格が反転してしまっていたことを! 言わば中田勇次リバース!ブラボーだ!(エロパロ的な意味で) 次の日、練習に参加しようとしたユージであったが、みんなに止められて見学に留まった。 「サヤ先輩、ちょっと……」 素振りの際、サヤを呼び止めたユージは、サヤの後ろにまわると 「握りはもうちょっと……こう、絞めて、あと肩の力を抜いて…」 「あ…うん…」 サヤの耳にユージの息がかかる。サヤの頬に赤みが増すのをタマは見逃さなかった。 その日、タマのサヤに対する可愛がりは想像を絶するものであったという。 「礼!」 キリノの声で練習が終わる。タマはイの一番にユージに声をかけようとした。 「ユージくん、一緒に帰ろ…」 「東さん、よかったらこの後勉強教えるよ。なんか部活してないから気力余っちゃっててさ」 ユージはタマのフラストレーションが溜まっていくのを横目に確認しながら東の返事を聞いていた。 (簡単に部屋にあげちゃうんだな……) 東のガードの緩さに裏返ったユージはほくそ笑んだ。 小二時間ほど数学を教えた後で、ユージは背伸びをする。 「う~ん。そろそろ休憩にしようか?」 「え…で、でも後二問でこのページも終わるし…」 「同じ教科ばっかりやっていても頭が疲れちゃうんだよ」 「じゃ、じゃあ今度は英語を…」 「同じ勉強するにしても右脳を使う勉強にしたら効率がいいかもね。 英語じゃなくて、音楽とか、美術とか……保険体育とか」 「でも、それは試験にでないし……」 「そうかな?洋楽で英語覚えるとか、美術で歴史を覚えるとか、アプローチを帰ることも大切だよ? 発声練習してみない?英語、発音できるようになると単語も覚えやすくなるって言うし 剣道だって気合いが増せば体がノビノビ動くようになって強くなる 一石二鳥じゃない?俺、発声がよくなるマッサージを知ってるんだ」 東には発声がよくなるが、頭がよくなるに聞こえたのは間違いない。 コクコクとバネ仕掛けの玩具のように首を振る東に ユージは笑いを堪えながら、手を延ばした。ささやかだがタマよりは大きいその膨らみに。 それからの東はなすがまま、キュウリはパパ。 胸を揉みしだかれ、ヘソを穿られ、ついには秘所を掻き混ぜられた。 さすがにこれはおかしいと抗議すると 「胸って揉むと大きくなるって言うでしょ?キリノ先輩を見てみてよ。 大きいよね?そしてキリノ先輩は成績がいい。ということは……」 とアッサリと説得されてしまう。 さらにユージブレードを曝け出したのには貞操の危機を感じ抗議するも 「タンパク質は頭をよくするのに必要な栄養素だよ? 俺は東さんのためにわざわざタンパク質をあげようとしてるのに……」 傷ついた顔をするユージだが、ミノフスキードライブ搭載により理論上亜高速まで加速する ゴールドフィンガーで、東のお豆さんを扱きまくっていた。 最後には「ユージくん、頭の弱いサトリにユージくんの精子ください!」 とまで東に言わせたユージは、みなみけ。おかわりという感じに二連射。 完全に東を陥落させたのであった。 裏返ったユージは東だけに飽き足らず、キリノ、サヤ、町戸五人衆にまで手をかける。 タマちゃんにはあえて手を出さない。むしろタマちゃんから求めさせる為に! デスアーマーユージの姦計にタマちゃんもなすすべもない! 「ユージくん……お願い、昔のユージくんに戻って」 涙を浮かべて剣道着を脱いでいくタマちゃん。 これは間違いなく正気に戻るフラグ! 今まで数々のフラグをクラッシュしてきた素ユージならば効かなかったろう! しかし今のユージは裏返ったユージ!キスダムユージ! 「タマちゃん!」 「ユージくん!」 こうして結ばれたタマちゃんは後に中田氏になったのでした。タマ気持ちいい!ユー地味! おしまい
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/804.html
791 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 00 36 41 ID 5Lkdjldf なぜだれも下敷き静電気ヘアーのキリノに触れぬのだ・・・ 792 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 00 55 26 ID 2v9JCTET キリノ単萌えならそこも話題になるのだが、今求められてるのはそこではないからである。 でも下敷きキリノも可愛いと思うよ。 誰かキリノが下敷きでコジローの髪も立たせるSSを。 803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 13 13 42 ID uuPkGmBS 792 こんなものでよろしければ 「おはようございまーす」 「おう、おはよ……おわっ、何だその髪!?お前?」 「いやー……ちょっと失敗しちゃいましてえ……」 毎朝恒例、自分のすぐ後にやって来たキリノのいつもと違う様子にコジローは溜息を漏らした。 いつも若干逆立ち気味であるキリノの後ろ髪だが、今日のハネっぷりは酷い物だ。 その姿は、さながらに。 「お前……いつかのサヤとかサトリを思い出しそうなんだが」 「わ、笑わないで下さいよね……?」 コジローが目線をやると、キリノは無意識にハネた部分を手で押さえる。 さすがに女の子ではあるらしい。 「なんか、まー……いや」 「もう、なんなんすか。言いたい事があるなら……」 「いや、ホントになんでもない」 キャラの違いだと言ってしまえばそれまでだが。 ポンとやったらドカンと返って来るサヤや、 ストッパーである普段のキリノが居たサトリの時とは違い。 そのキリノに見舞った不幸を、笑うより先に可哀想だと感じてしまった自分に。 (同じ生徒に、その扱いの差はどうなんだ俺?) 彼がそう思い悩んだのも無理なからぬ事であった。 腕を組んで黙り込むと、そのうちに下から睨めつける目は、不満を訴えてくる。 「……先生は」 「あん?」 「先生は、変えたりしないんすか、髪型」 精一杯の皮肉のつもりであった。 何せ、コジローの頭に髪型もなにもない。 ただ短く切り揃え、少しばかり伸びたらすぐに切る。 去年一年を通して見てもそのサイクルは一定であった。 おそらく美容院になど、終生一度も足を踏み入れた事もないのだろう。 「ふ~む」 ただ彼は、唸った。それは予想外の反応だったが、少し目線をあげればすぐに気が付いた。 いつもは剣山のように触れれば刺さりかねない彼の頭が、今は伸びかけの時期なのか、少しぼさぼさ感がある。 「そろそろ、切……」 「切ってあげましょうか?」 「……できんの?」 期待と不安が入り混じったその声には、散髪代を節約できる、という公算が大きく含まれているように聞こえた。 キリノは下を向き、「ふっ……」と少しイタズラな笑みを浮かべると。 「おまかせあれ!」 「じゃあ、頼むわ」 「立つくらいになればいいんでしょ?」 「ああ、まあテキトーで」 彼は普段理髪店でするそのままの受け答えで、ニヤニヤとパイプ椅子に腰を降ろす。 背中を向けたのを確認すると、彼女が鞄の中から取り出したのは。 普段持ち歩いてるソーイングセットの鋏ではなく、下敷き。 「ちょっと待って下さいね、準備しますんで……」 そう言うと、セーターと脇との間で、ゴシゴシと擦り始める。 「おお、まあゆっくりやってくれ」 何も知らない彼は、音にも気付かず呑気に構えているだけ。 やがて下敷きに十分な電力が溜まると。 「じゃあ、目、瞑ってて下さいね」 「ん」 つい、と頭皮の表面をなぞるように下敷きをスライドさせると。 ぼさぼさであった部分は次々に、天に吸い寄せられるように逆立ち、いつもの彼の髪型になる。 (ん~~、100点!) 実のところ、そこまで上手く行ってしまったのではやや張り合いに欠ける、とも彼女は思ったが、 それもまた、言うままに信じて目を閉じている彼の可愛さを見れば、どこかへと立ち消えていた。 やがて、彼の目が開くと。 「おおっ、すげえすげえ!できてんじゃん」 「むっふっふー……どうっすか」 小さな手鏡を自慢げに差し出し、彼女は鼻をならした。 さらに十分満足だ、という彼の表情を見届けると。 「じゃあ、あたし着替えてきますんで」 「おう、いってら。ありがとな」 兄妹か、夫婦かと見紛う様な仲の良さで言葉を交わし、彼女は更衣室へと引っ込んだ。 すると彼の傍らには、彼女が置き忘れていった下敷きがある。 (……なんだこりゃ?) 十分に帯電した下敷きを手に取り、なでなでと嘗め回すように観た後、彼は手を離した。 気が付けば、先程からの二人のやり取りをずっと眺めていたねこがいる。 なー、と奇妙な鳴き声をあげるその生物に、 「お前もそろそろ、毛変わりの時期じゃないか……?」 優しく指先で触れようとした、その時。 ばちちっ! 「ッ熱ちッ!?」「!!?」 二人(正確には一人と一匹)の間に強烈な電撃が走り、はじけた。 それと同時にねこは身構え、コジローは余計に髪を逆立たせる。 「てめえ……」 「フーッ!!」 きっかけは、些細な事。だが生まれてしまった溝は、何よりも深い。 「お待たせしましたー、おりょ、どうしたんすか?」 「つーん!!」「………!!!」 キリノがどうにか必死で髪形を整え終え、更衣室から出て来るまでの数分間。 その関係に和解の糸口は見られなかった。
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/673.html
286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/09/08(月) 22 18 12 ID h9Xishhz コジノート(キリノ専用コジロー日記) △月○日 コジロー先生にエビフライをとられた ちゃんと言ってくれればあげるんだけどなぁ~? ○月×日 タマちゃんちに皆でご訪問 コジロー先生、負けるとこ皆に見られたくなかったのかな 努力してる姿をカッコ悪いなんて誰も思わないのに でも先生ってそういうもの?わかんない ○月△日 祝!室江高校剣道部、初めての完全勝利!おめでとー 先生が岩堀君にかけた言葉は最近までの自分と重ねてるみたいに見えた でも、テキトーだった頃でもちゃんと自分の剣道とは向き合ってると思ってたよ?先生は ○月□日 テレビか~、どうなる剣道部! コジロー先生の好みのタイプは松本アナ キャリアウーマンぽい美人タイプ…と
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/19.html
688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/08(火) 23 17 17 ID lK5meNnv 14話よく見たら、冒頭の試合表の 「コジロー先生 vs 吉河先生」のvsの右にハートが描かれてる 押されてるぞきりのん 689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/08(火) 23 22 55 ID LeHa+sfX とりあえず16話を待つんだ 690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/08(火) 23 26 41 ID y7vRBZR2 キリノ自身が書いてるっぽいから始末に負えん 案外サヤ辺りはヒヤヒヤしてるんじゃないだろうか 717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/09(水) 13 16 59 ID HolKAPRN 688 690 それいただきますた ※ ※ ※ ※ 放課後。ホワイトボードに今日の出来事を綴っていく、いつもの時間。 そんな他愛の無い時間に、あたしの『事件』は待っていた。 「んっ、コジロー先生vs吉河先生には、ハート、と…」 「(………ッッ!!)」 ―――流石にこの時ばかりは絶句せざるを得なかった。 もう長い付き合いになるが、この幼馴染の思考と言うのは… 根っ子の部分で、とてもではないけど測りかねる所がある。 殊に、今あたしが考えてる、「こういうような事」……に、ついては。 …ともかくも、考えるより早く口は動いた。 「ちょ、ちょっちょっ!ちょおっと、キリノ!?いーの?」 「ん?なにがー?」 ……「なにが?」うーん、確かにこりゃ、何だろう? 少し考えてみると…やっぱりそれは、今やある意味部活内では 話題に挙げる事もタブーになっている…2組の男女の、片割れの事。 即ちタマちゃんとユージ君。そしてこの子とコジロー先生の関係であり… 脳裏に浮かぶ物は、キリノの頭を撫でるコジロー先生という図であり、 或いはあたしがこの間、久々に道場に顔を出した時の… 一寸の乱れもなくシンクロして動く二人の姿であると言うほかに、表現しようが無い物だった。 「……いや…アンタは、吉河先生とコジロー先生を応援するの、やぶさかじゃないんだ?」 「いやー仲良いよねぇ。今日も一緒にゲームしてたりとかさ。」 ―――この質問にしても…あたしにとっては、出来得る範囲内での。 ギリギリ一杯のド真ん中直球を投げ込んだつもりだったんだけど… ううっ、この子には、ついぞ、「そんな気持ち」は無かったとでも言うの? いや、いや。そんな筈は!……事実、きょう一緒に居たはずのあたしが気付かなかった―― ―――職員室でゲームをする先生二人、と言う図を、この子は。目敏く見付けていたんだから。 その機敏さを…「気になって」いるからだとでも脳内解釈しなければ、あたしがピエロだ。 そんな葛藤の末……あたしもしつこいな。と自分ツッコミを入れながらも、まだ食い下がってみる。 「ゲーム、ねぇ?……あんたも覚えた方がいいんじゃない?」 「あたしはいいよー。それよかホント、応援してあげたいよね!だってあのコジロー先生だよ?」 今度は少し皮肉混じりに。…が、またもスカされる。 ―――しかし、今の言葉は?「あのコジロー先生だよ」? 気のせいか”コジロー先生”と言う単語にだけ、語気の弱さを感じたような―― いやホントに、あたし以外では気付かない位の、ほんのちょっとの違い。 あたしですら錯覚じゃないかと疑ってしまう位の…でも今は、その錯覚にもすがりたい気分だった。 何せこの―――お人好しで、思いやりがあって…でも、ちょっと鈍感な親友の、 もしかすると初めて見る、その”真意”のようなものに触れる事が出来るかも知れない機会なのだ。 ……しかし、焦り過ぎて地雷を踏んでしまっては元も子もない。 まさに地雷原を踏み進むような気持ちで、ゆっくり、しかし大胆に、歩を進める。 「…で、ホワイトボードにハート描くのがあんたの応援なワケ?キリノさんらしくないですな~」 「ゔっ…相合傘にでもしようかなぁ…でもコジロー先生、怒らないかな?」 安い挑発だったけど…しょうがない。まさかこれ以上「そっち側」に踏み込んでしまうと、 流石のこの子でも気付いてしまうかも知れない。……それだけは絶対に避けなくては。 ……しかし、おかげで多少は確信を持つ事が出来た。 ――思うに。パズルなんだ、これは。「マテリアル~」こそ、つかないが。 この子は―――キリノは、恐らく自分の気持ち…少なくともその深奥には気付いていない。 だから、表面上は素直であっても…心が拒む。すなわち、「怒らないかな?」という言葉が表しているモノ。 普通に考えて…自分の相合傘なんかを見て烈火の如く怒り出すコジロー先生と言うのを想像できるだろうか? ……そんな事は、我が部でほかの誰よりも先生との付き合いの長いキリノ自身がとうに承知の事の筈だ。 ―――要は。そこまでは認めたくない、書きたくない自分の気持ちを持て余して、他の理由を探しているんでしょ? そんな疑問と確信のスレスレを辿るように……ハッパをかけてみる。 「怒らないでしょ、そんな事で…生徒の戯言、タワゴト。大丈夫だよ、書いちゃえば?」 「うー……ん、なんかサヤ今日はいぢわるだね; どうしよう…」 曖昧な返事が示す、しかし期待通りの反応は今度こそ疑問を確信に変える。…やっぱり、なんだねえ。 ――――うん、あたしにしては上出来じゃない?と少し得意気になっても、みる。 とは言え、こんな事に気付けるのは、今の所部員では…あたしだけだろう。 親友の運命をその手に掴んだような恍惚感と、同時に芽生える責任感。 そんな、微妙な感情が綯い交ぜになってる時… いよいよ抑えが効かなくなっていた「いつものあたし」が首をもたげた。 「えーいっ、じゃああたしがハート書いちゃうよ!」 「あ~、まだ迷ってたのにぃ」 そしてボードに描かれる、本当に他愛の無い、女の子らしいハートマーク。 ……うん、これなら別に。…誰も、その意図を勘繰ったりはしないだろう。 何か嬉しくなって、コジロー先生の見様見真似でキリノの頭をそっと撫でてみる。 「……えっへっへ。キリノぉ~」 「もぉ、何でそんな楽しそうなの?」 ……兎に角、この目の前にいる可愛らしい生き物をあたしがどうしたいのか。 そんなのが、今後のあたしとキリノと…コジロー先生の関係を形作っていくのだろう。責任重大だ。 さて、今日はここまで!……と言うか、これ以上この子の心に潜ろうとするとあたしの方が持たない。 「なんでもないよん」 「え~っ」 ―――あんたが、少しは…本当の意味で素直になれたら。 …その時は、教えてあげるよ。にしし。 [終]
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/13.html
バンブーブレード保管庫 作品一覧 カップリング別